色深度(ビット深度)について
色を何ビット使って表示しているのかを色深度と呼ぶ。
通常、RGBそれぞれに8bitを割り当てた24bitを1ピクセル毎に割り当てた24bpp(bits per pixel)であることが多い。
割り当て方法はRGBだけではなく、YUV(Y、Cb、Cr)に割り当てる方法やRGB+アルファチャンネルに割り当てることもある。
色空間について
RGB,HSV,YUVなど色を表す為の変数で作られる空間。
3変数で表す方式は3次元で可視化されるが、それぞれの変数の範囲(0~255)が決まっているため立方体や円錐になる。
RGB色空間wikiより(https://en.wikipedia.org/wiki/RGB_color_space)
HSV色空間wikiより(https://en.wikipedia.org/wiki/HSL_and_HSV)
24bit(2の24乗)で表される色は約1677万色で、人間の目は約1000万色の色を識別するため理論上は人間が見える全ての色を網羅出来る。
その為24bppの色深度はトゥルーカラーと呼ばれている。
現実には人間が見えている色を全てカバー出来ている訳ではないのでより広い範囲をカバーするために工夫の余地が存在し、sRGBやadobeRGBといった幾つかの方式が存在する。
参考:ソクプリブログさんによる 色空間におけるsRGBとadobe RGBの違いについて
その他の用語
- Gamut / Color gamut
- 画像や動画で使用する色空間の制限
- gamutの支援ツール( Gamutvision )
- ACES( The Academy Color Encoding System )
- デジタルディバイスやソフトウェア間で色の整合を取るための規格
- ゼンリョクノートさんによる説明が分かりやすい: [CG] ACES によるシーンリニアワークフロー